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02年秋、河口から約32km地点の草むらで7〜8匹ほどの猫に出会った。彼らは土手と隣接している民家をねぐらにしていて、天気が良いと河川敷の野球場に通じる階段や土手などでゆっくりと時間を過ごしていた。そのグループの中にいた左前肢のないメス猫が妙に気にかかり、私は以後何度も通いつめるようになった。近所に住む年配の人に聞くと「この辺の人はこの子のことをミーヤと呼んでいるよ。」と教えてくれた。ミーヤはとても人馴れした猫であったが一部の猫に対しては気丈な面も見受けられた。足が1本無くても不便さを感じさせることなく仲間の猫と元気に暮していた。それでも「何が原因でそうなったのだろう ? 」という疑問はぬぐえなかったが、これに関しての情報を知る人もいなかった。ただ、間違いなく獣医の手によりきれいに切断がなされていた。 |
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