多摩川河川敷の猫 Part-15 猫とホームレス

Bさんとシロ (5ヶ月　♀)

遠出が好きで一人遊びも得意。Bさんが捕獲したコイの煮付けが好物。

Dさんと2代目タマサブロー (3ヶ月　♂)

	近場で生まれた３匹の兄弟のうちの１匹をもらって育てている「家猫として飼ってくれる人がいれば、いつでも譲り渡す。」とのこと。初代は三毛猫のオスだったらしい。

Uさんとチー (４歳　　♂)

夏の猛暑や川風の冷たい冬などに体調を崩しながらも生き抜いている寂しがりやの猫。

	( ノミ取りタイム・・・ )


		これらの運良く助けられ飼われている猫は捨てられた猫達ですが、その殆どは長生きができません。ホームレスの方や定期的に散歩にくる人に育てられていても充分な環境で生活できる猫はいません。河川敷は温度差も激しく不衛生な場所もあり、また台風時の増水により大量の猫が流された場所もあります。こんな環境の中で病気になれば死と隣りあわせになり多くの命が苦しみながら消えていきます。身勝手で冷酷な飼い主が減らない限り悪循環を繰り返すのです。軽い気持でペットを飼う事のないよう祈るばかりです。